2013年3月27日水曜日

PCVはVTeを測定してね

医療ネタです。

願わくは全ての人工呼吸療法で吸気1回換気量(VTi)と呼気1回換気量(VTe)を測定したい。とは言え、在宅人工呼吸療法において、VTeを測定することは、2本回路(ダブルブランチ)にすることを意味します。

当院では、成人で在宅人工呼吸療法であれば、VCV(従量式換気)であることが多いので、気管切開チューブでカフからのリークがないことを前提にVTiだけでも良しとしてます。2本回路にすると、その分 脱落や誤接続の可能性が・・・。なるべくシンプルな回路構成で望みたいのです。(私の希望)

それでも、どうしても駄目な場合があります。それはPCV(従圧式換気)。最近は呼吸器の性能が上がっているので、気管切開チューブがカフ付きであれば、VTiだけ測定でも良いのかもしれません。が、私は嫌です。PCVであれば、かならずVTeを見たいのです。

現在退院調整中の患者さん。まだ入院中で、PCV 1本回路構成です。早速 主治医の先生にお願いをして、VCVで変えれるのなら1本回路構成でOK。もしPCVで変えるならば、2本回路構成に変更させて欲しい!!!!!! すんなりOKを頂きました。ん?なんだか前回と雰囲気が違う感じ。先日お会いした時に、呼吸器の設定でマシンガントークをしたのが効いたのか、某CEさんと知り合いだったのが、効いたのか。それとも、帰宅するためには、マシンガントークしている人(私)の話を聞かなきゃダメと思ったのか・・・。

医療機器側の退院調整は順調に進んでいます。あとは現在出張中?のソーシャルワーカーさんが出勤されてくれば、病院/診療所調整が進むはず。

来週も予定で一杯です。そんなか、、、次男にインフルエンザの疑いが・・・。        続く

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