2012年11月9日金曜日

今日は言語聴覚士会でスピーチカニューレについて話をします

今日は医療ネタです。

既に日付が変わったので、本日19時過ぎからのイベントです。

事の始まりは、8月頃に知り合いの言語聴覚士( Speech-Language-Hearing Therapist:ST)さんから連絡を頂いたこと。スピーチカニューレに関して話をしてもらえないか・・・とのこと。

なんて偶然、ちょうど気管切開(人工呼吸器無し)でスピーチカニューレを使用して上手に話をされている患者さんに往診中。STのみなさんと知り合いになれることもチャンス!! 快諾(^O^)

当初の予定では、参加者は多くて20名くらいとの予測。スピーチカニューレの勉強会で、参加者が20程度であれば、座学よりも実際に実部に触れてもらった方が良い!!と、考えてスライドをそれほど作成しなかった。

現在申込者数が80名を超えているとの連絡(・。・; 
完全に想定外\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

いやいや STの皆様がスピーチカニューレに興味をもって頂けたこと、そして これはSTのみなさんを呼吸ケアに引きずり込む いや訂正 お誘いするチャンスです。

人数が増えた分 実技で行う部分をスライドに変更。

中でも人工呼吸器と併用する発声手段として、スピーキングバルブとBlomスピーチカニューレはしっかりと説明したい。

〇パッシミューア社 スピーキングバルブ
私が知る限り、国内代理店がなく、入手困難。知り合いのメーカさん(Mさん)が個人輸入のお手伝いをした経緯を聞くと、使用するにはハードルが高い。
そして手技を間違うと重篤な事故に繋がる危険性があることも忘れてはならない。

私の所に2つあるのですが、臨床使用はしていません。











〇Blomスピーチカニューレ

今回の目玉商品。勉強会への参加者が多いことから、サンプル貸し出しを依頼したとこと・・・すんなりOK。以前お願いした時には、数が足りないとのことでNGだった。

Blomスピーチカニューレはまだ当県では実績がなく、国内でも使用経験が少ないと思われます。

パッシミューア社のスピーキングバルブと比較すると、国内代理店があること、接続ミスが限りなく少なくてすみそうなので、安全性は高いと思われます。とは言え、一般的なスピーチカニューレの使用条件を満たす必要があります。

今日は長い1日となりそうです。


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