2011年2月28日月曜日

実家帰省 ~そり遊び~

今日は子供ネタです。

週末 妻が結婚式に招待されていたことから、
「男旅」と題して新潟の実家にそり遊びに連れて
行きました。
昨年は雪の上でビビッて大泣き、そりには乗ること
しかできませんでした。

今回お世話になったのは、中里スキー場です。
http://yuzawa-nakazato.com/winter/

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始めはそりを嫌がって、↑のようにひっくり返して
新たな遊びを開拓していた息子。
そのうち 周りがそりに乗っているのを近くで見ているうちに
興味を持ったのか・・・
ついに私と二人で乗る事が出来ました。
おぉ~昨年の大泣きに比べて大きな一歩です。

このそりには「ファルコン号」と名前が付いています。
ファルコン号は一人乗りサイズのため、2歳半の息子と
乗るにはちょっとキツイ!!
さっそくNeoファルコン号を調達

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祖父と斜面を登る息子。

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ついには一人で滑降まで・・・
最終的に十数本は滑りました。
子供の成長を感じた「男旅」でした。

日程が合えば、3月に再度そりに行きたいと思っています。


中里スキー場は思い出深いスキー場です。
私の実家からは10分程度。
幼少期からお世話になったスキー場です。
今回そりをする為に十数年ぶりに行きましたが、
家族・子供をターゲットにしていることが良く分かりました。
ゲレンデ内にはキッズエリアが設けられて、多くの家族が
雪遊びを楽しんでいました。
子供が「雪遊び」を楽しいと感じてくれることは、
とても大切だと思います。

ただし、ウィンタースポーツは危険も伴います。
そりでも、止まれないと雪の壁に激突したり
人への衝突もあります。
十分注意しましょう。

ちなみに・・・ そりネタで一つ。
私がスキー場でパトロールでアルバイトをしている時に、
パトロール内で流行った遊びがあります。
それは、角スコップそりとスノーダンプそりです。
両者 とても危険です。良い子はマネをしないで下さい。
上級者になると、急斜面を自身が身に着けている長靴で
滑り降りてくる長靴そりも可能です。
あっ スノーダンプそりは、パトロール隊員にけが人が
でたことから、上層部から「禁止令」がでました。


2011年2月26日土曜日

今日は新潟県に帰省します

今回は深夜に更新です。
なぜ、、、この時間かといいますと・・・

子供を寝かせつけようと布団に入ったら、
ミイラ取りがミイラになったからですOrz

気が付いたら 0:20
そこから活動開始!! 今に至ります。

今回の新潟帰省は「男旅」となります。
妻が東京で開催される親類の結婚式に招待されている
ことから、私と息子は雪遊びツアーで新潟帰省となりました。

たぶん 夜に大泣きします。
車での移動の車内での大泣きに備えて
シマジロウのDVDが準備されています。

では、皆様 良い週末を。

2011年2月25日金曜日

ボス猿からの写メ 雪山万歳

日付が変わりましたが、、、もう1つ更新。
先日 実家の親友から写メが届きました。

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スキー場 山頂からのパノラマ写真です。
中央の進入禁止看板が気になりますが(^^;
いいな~ スキー!! ここ数シーズン行っていません。

スキーヤーのみなさん、スノーボーダーのみなさん
進入禁止看板があるエリアは雪崩発生の危険や
コース内に亀裂が入っている場合等が考えられます。
雪崩の場合 滑走した本人が巻き込まれるだけでなく、
他人を巻き込む可能性があります。
コース外滑走は、やめましょう。


今日の業務は患者さんの退院 酸素ボンベの残量に注意!!

今日は医療ネタです。

昨年末から基幹病院へ入院中だった患者さんが
病状が落ち着いたことから退院となりました。
で、今日退院でした。

以前も記載しましたが、私が入退院に同席する場合・・・
多くがNPPVで24時間に近い場合、または
気管切開で人工呼吸器を使用中の場合です。

今回は気管切開で人工呼吸器使用中の方です。

退院に向けて事前情報でFiO2 30%と連絡を頂いて
いました。
医療施設の中でFiO2 30%は、大した問題ではありません。
が、在宅でのFiO2は「大きな」問題です。

在宅向け人工呼吸器の多くが「標準」で酸素濃度計を
搭載していません。
さらに酸素配管や圧縮空気配管からの供給を得て
ブレンダーでFiO2コントロールするわけではありません。
呼吸器本体に外付けする酸素濃縮器からの流量と
本人の分時換気量に左右されるのが在宅でのFiO2です。
退院前に自宅に設置してある酸素濃縮器の種類を変更実施
ししました。

さらに本日退院の際は、新品ボンベで退院します。
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院内の人工呼吸器から、在宅用人工呼吸器に変更した段階で
帰宅に向けて酸素ボンベと併用します。

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前回入院時に使用した酸素ボンベで残量があるのですが、、、
ここで「もったいない」精神を出してもリスクUpに繋がるだけです。
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このボンベMax400L入ります。
退院時に呼吸器を変更した際にSpO2が低下するようであれば
酸素ボンベからの流量を変更する必要があります。
今回 この患者さんの場合、経験的に3~4L/分流せば
��pO2を維持できると想定していました。

病棟から自宅まで60分と過程すると
3*60=180L
4*60=240L
5*60=300L

中途半端分のボンベの残量約200Lでは、途中で何かトラブルがあった
場合に心配になります。

結局 3L/分で病棟での呼吸器変更から自宅まで45分。
特にトラブルも無く、SpO2も安定して帰宅することができました。

事前の準備は大切です。
ちなみに、もったいないと余っていた中途半端なボンベは、
私の車に搭載して行きました。

そんなの大型ボンベを持って行けばと思われるかもしれませんが、
呼吸器を使用されている患者さんの入退院の多くは
介護タクシーを使用します。
座位保持装置(大型車椅子)と人工呼吸器、吸引機、バックバルブマスク・・・
装備品が増えていきます。
大型ボンベは酸素が足りなくなることを気にしなくて良いのですが、
移動に人手が取られます。




2011年2月23日水曜日

乳幼児や子供の無呼吸

今日は医療ネタです。

��3.comのニュースで気になった記事を発見。
2/18の毎日新聞の記事です。

一部を抜粋させて頂くと


子供の無呼吸症、サイン見逃さないで 
2011年2月18日 提供:毎日新聞社

滋賀医科大付属病院の睡眠呼吸外来には、
年間約250人が受診する。そのうち約1割は乳幼児や
学童期の子供だ。中年男性に多いいびきだが、
同大睡眠学講座の宮崎総一郎教授は
「寝ている子供が出すサインを見逃さないで」と注意を喚起する。

親や学校が注意すべきサインはいくつかある。
最も顕著な例は胸の変形だ。
無理に呼吸を続けると胸の中央部がへこんだり、
突き出たりする。
宮崎教授は「いびきがひどいなら、パジャマの胸を開いて
寝ている様子を5分間ほどビデオ録画し、耳鼻科医に見せると
診断しやすくなる」と助言する。


◇子供の無呼吸症の主なサイン◇

 ■夜の症状

・寝息が荒い、いびきをかく、睡眠中時々息が止まる

・いびきに伴い胸がへこむ

・寝返りが多く、おねしょや多量の寝汗をかく

・睡眠中、突然せきこむ

 ■昼の症状

・いつも口を開けて呼吸している

・イライラしやすく、怒りっぽい

・遅寝、遅起き、昼寝が長いなど睡眠・覚醒のリズムが狂っている

・飲みこみに支障がある、食事に時間がかかる

・育ち盛りなのに体重や身長が増えない



当院は睡眠時無呼吸症候群の診断・治療に取り組んでいることから
小児の無呼吸症例も少しですが経験があります。
個人的には、小児の無呼吸とCPAP療法の関係について興味があります。
それは、扁桃腺摘出当の外科的手法で改善できない場合、
��PAPを試す価値があるのではないかと思っていること。
それと、成長に合わせてデバイス(CPAP機種、マスク)を選択する必要が
あることから、専門的な知識が必要と思っているからです。

当院も睡眠時無呼吸の症例が増えるにつれて、小児の症例を
担当する機会が増えるのではないかと予想しています。
どんと こ~い!!と言えるように、勉強したいと思います。

あっ一般論からすると、小児・乳幼児の睡眠時無呼吸は
小児科・耳鼻科・呼吸器が在中している総合病院を受診されることが
よいようです。

ちなみに うちの子の睡眠中の呼吸の様子を観察すると
いびき・無呼吸はないようです。
ただし、寝相がとても悪い!!

2011年2月21日月曜日

休日Life ~返信ハガキ~

今日は休日ネタです。

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来月結婚する弟から結婚式の招待状が届いていました。
が、親族は返信いらないと思っていたら・・・
返信ハガキの催促メールが(^^;

そんなハガキに、うちの子からのメッセージ。
一般の方には解読できないので、妻が翻訳。

��月末を楽しみにしています。

2011年2月20日日曜日

お遊戯会に参加する

今日は子供ネタです。
午前中に休みを頂き、子供のお遊戯会を観覧してきました。

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お遊戯会は10時から開始。
案内によると、園児は9時30分頃に登園して欲しいとのこと。
昨日迎えに行った妻の話でも、保育士さんからは
��時30分過ぎに登園して欲しいとのことでした。

今回のお遊戯会の発表は、保育園内で開催されます。
そんな会場の大きさなんて、考えもせず・・・
言われた通りに9時35分頃に登園。
我ながら保育士さんの希望時間通りに到着!!
なんて のん気に考えていたら 渡された数字は「26」
一瞬この数字の意味が分かりませんでしたが、
既に1~25の札を持った家族がいるという事実でした。

私達夫婦は賞で例えるなら「ブービー賞」でした(^^;
我が子の晴れ舞台を最前列で撮影したいというご家族は
きっと早く登園されたのでしょう。
私達は、自分達の子供の様子が見られれば満足でした。
それと、うちの子 体育祭では親を見つけて泣いてしまった
こともあり、後ろの方でこっそり見るのが良いと思っていました。
��番号札が限りなく最後だったので、ちょっと負け惜しみかも)

今回のお遊戯会では歌と踊りの披露があり、
うちの子は会場の雰囲気に飲み込まれ元気なし。
それでも、体育祭で涙したことを考えれば、今回泣かなかった
ことは大きな一歩です。

お昼は彼のリクエストに応え、リンゴジュースを購入。

午後から私は出勤だったのですが、
夕方から祖父・祖母が来て孫と沢山遊んでくれたようです。

おそらく 明日3~4時で夜泣きするのではと予測しています(^^;
と、言うわけで 今日は夜泣きに備えて寝ますzzz


2011年2月19日土曜日

HMV患者さんのレスパイト入院事情はとても厳しい

今日は医療ネタです。

在宅人工呼吸療法に携わって5年が経過。
日々新しい問題点に頭を悩ませています。
診療報酬による医療体系が破綻しようとしている今、
これから記載することは「木を見て森を見ず」と言われる
かもしれません。
それでも、「在宅人工呼吸療法をされている方の
レスパイト入院先が無い現状は、当事者にとっては
深刻な問題」です。

NPPVが普及した中で、自宅で人工呼吸器を使用する
在宅人工呼吸療法は患者数が増加しています。
病気により気管切開下での人工呼吸を選択する方も
いることから、病院が持っていた「療養型病床」には
重要な意味がありました。
しかし、療養型病床は削減に向けて動いています。
��最近読んだニュースでは、しばらく削減を延期するそうです)

医療関係者でさえ、人工呼吸器関連業務に従事するときは
緊張します。
自宅で呼吸器を使用している本人、介護者のことを考えると
一定の期間で「レスパイト」が必要であることは
誰もが理解頂けると思います。

しかし、レスパイト先を確保する事が至難の業なのです。

先日 県内のレスパイト事情について訪問看護ステーションの
管理者さんと意見交換をしました。
が、大々的に受けてくれる医療施設はありません。
これでは介護している家族は疲弊してしまいます。
困った問題なのですが、これを打開できる妙案がありません。

「木を見て森を見ず」
医療業界全体から見たら、小さい問題なのかもしれません。
しかし、当事者には切羽詰った問題です。



2011年2月17日木曜日

N○Kのプロデューサーが来る

もう1つ小ネタを一つ。
今日の午後 N○Kのプロデューサーと打合せの予定です。

おっ 管理人!? テレビに出るのか?

先にお断りをしておきますが「出ません」

ずいぶん前になるのですが、往診先の患者さん宅で
たまたまN○Kさんとお会いしました。
で、最近の疾患の話題になりまして・・・
今後注目されるのは「COPD」です!!
呼吸器領域に従事するモノとして、COPDについて
語りました。

そしたら、今週になり突然 医院に電話が。
話した私自身は、綺麗さっぱり・ケロッと忘れていました。
電話先で「だいぶ前に話を聞いたCOPDについて」

おぉ~ そんなこともありました。

先日のブログにも記載しましたが、
「作り手」と「話し手」、そして「聞き手」
それぞれ思惑が違います。
今回 N○Kさんが「作り手」で、私が「話し手」の状態からの
スタートです。
作り手側として、COPDをどのように考えているのか、
担当者の方にお会いすると分かるかと思います。

具体的に話が進むようであれば、疾患の啓蒙や取り組み、問題点、
当県のCOPD地域連携に関して焦点が当たるといいなぁ~と
思っています。

どんな感じになるか分かりませんが、
進展がありましたら報告いたします。



病棟師長が代わると段取りも変わる!?

今日は医療ネタです。
誤解をさけるために・・・先に記述しますが・・・
決して看護師さんに喧嘩を売っているわけではありません(^^;

昨年末から基幹病院に入院中の患者さん。
いよいよ退院の方向で調整が進みはじめました。
数ヶ月前に病棟師長さんが代わったのですが、
実は未だお会いしたことがありません。

前師長さんはレスパイト入院・退院の際の
どちらかでお会いできることが多かったのです。
師長さんが代わってから、まだお会いできていません。

で、今回の入院の際には
「退院を前に院内で退院カンファレンスを開催する」が
前提になっていました。
在宅側のチーム(往診医、訪問看護、ケアマネなど)は
この退院カンファレンス後に退院直後で自宅で展開する
ケアプランを構築する予定でした。

しか~し 今週になって入ってきたメールで事態は一変します。
退院調整に介入頂いている保健師さんからのメールで
主旨としては「病院側では早めに退院を希望していて
早ければ今週末でも可」とのこと。

メール読んで速攻 保健師さんへ電話。状況の確認。
どうやら 退院に向けた話は、まだ家族は聞いていない、
訪問看護も知らないということは、ケアマネも知らない
、ケアマネが知らなければ入浴サービスも知らない。
介護タクシーも予約ができていない・・・。
退院できませんOrz

越権行為かもしれませんが、私の方から
「在宅側が整っていないので、今週の退院は無理と
 病院側へお伝え下さい。」
結局 来週の退院となりました。

前師長さんの時は、こんなことはなかったのですが。
きっと「退院」することと「多職種の在宅ケア」の連携が
イメージできなかったことと思います。
ベッドコントロールや入院待ちの患者さんがいるのかも
しれませんが・・・。
こちらも、退院後に訪問看護も行けない、うちも往診で行けない
なんて閑散たる状態でお引き受けするわけにはいきません。

職業上 訪問看護ステーションの管理者の方と話をする
機会があるのですが、突然退院になった場合でも
なんとか訪問看護ができる体制を組むことがあるそうです。
しかし、よほどの理由がない限りは、退院を延期させて
準備を整えてから望むそうです。
そりゃ~そうですよね。
��回限りのサービス提供ではなく、週の中で複数回訪問する
ことを考えると、スタッフの配置もありますし。

来週 退院 お待ちしております。
病院までお迎えに行きます。

2011年2月15日火曜日

「地域医療再生基金」って知ってますか?

子供を寝かせつけようと横になったら一緒に寝てしまい、
降雪が気になってふと目が覚めた管理人です。

今日は医療ネタです。
地域医療再生基金をご存知ですか?
私はつい先日知りました。

詳しくは下記の厚生労働省HPをご参照下さい。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/saiseikikin/index.html

これ自身が住んでいる都道府県の地域医療政策に対して
国が予算を配分する構造になっています。
当県の取り組みや実家の新潟県の取り組みを見ることが
できました。
全ての都道府県が計画を出しているので、
ご自身が住んでいる都道府県の地域医療政策計画を見てみるのも
面白いと思います。

当県の政策を見てみると、近年課題とされている某地域の
三次救急のあり方や地域基幹病院の連携に関して記載されていました。
ふと気になることが、、、 国の政策をベースに都道府県が計画している
こともあり、出てくる病院名は国立系、県立、市立病院や日赤の病院名が
主流でした。
医師不足や医療連携・病診連携のKeyWordが出てくる中で
地域の医療ソースを十分に活用できるのかなぁ~と思ったところです。

国の政策は税金が使用されることから、地域医療の利益が結果として
出ればよいと思います。

あっ こんな時間だ。
寝ますzzz

2011年2月14日月曜日

休日Life ~温泉旅行~

休日ネタです。
ことの始まりは昨年にまで遡ります。
「温泉に行こう!!」
この計画が中々実行に移せずに、2月の連休まで持ち越されて
来ました。

宿のチェックインが15時からということもあり、
宿泊地方面で何か遊ぶところは無いか・・・
調べたところ自然博物館がありました。
悪天候でもこれなら、子供も楽しめるはず!!

結果を先に記載すると・・・ 惨敗ですOrz
博物館の入り口で大泣き。
係りの方から、怖くない場所だけでも・・・とお声をかけて
頂いたのですが。

そんな自然博物館。
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恐竜の模型や発掘の様子、動物の剥製なんかが展示されています。

夫婦交互に子守をしながら、一人ずつ館内を見学。
大人が十分に楽しかったです。


当初 博物館を経由して宿への到着が16時を想定していたのですが、
宿への到着が15時ちょっと過ぎとなりました。
早くついたら分だけ、温泉へ直行。
息子は妻の方に付いて行ったので、私は一人でのんびりお湯につかりました。

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今回お世話になった宿周辺は、温泉マーク発祥の地と言われ
舌切りスズメの話がでてくる「磯部温泉」です。

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いやぁ~ 温泉!! 最高です。

次の温泉企画は、5月か6月に両家の親と一緒に
鬼怒川温泉ツアーが想定されています。



2011年2月12日土曜日

有給休暇Life ~弾丸実家帰省~

皆様 3連休をいかがお過ごしでしょうか。
管理人は、明日温泉に行きます{%温泉deka%}
この温泉計画、確か昨年の秋から立案されているモノでした。
しかし、1月に試験があることから先延ばしになっており・・・

��月10日に有給休暇と実家帰省の話題になるのかと言いますと。

・新車の納品
・新車には現在履いているスタッドレスタイヤを使用する
・現在運転している車はドライブシャフトの調子が悪い
・納車前に現在運転している車を売却する必要がある
・妻が拘束待機当番でない日が望ましい

この条件を満たすには、2月10日に実家帰省して
現在乗車している車の夏タイヤ(ノーマルタイヤ)を持ってくる必要が
必須となりました。

そんな訳で、2月10日はお休みを頂き、実家へ帰省。

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実家の前は、2m程度でしょうか。
実家周辺は、そこそこ雪がありました。

たまたま仕事が休みで自宅に居た父から
「そんなに予定を詰めすぎるモノじゃない。」
と言われました。
おっしゃる通りです。

今回は大きな問題もなく、弾丸帰省は終了です。

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全くBlogで触れてきませんでしたが、本日小雪がチラつくなかで
納車となりました。

今まで乗っていた車は正規ディーラーへ売却手続きをしました。
しっかりと修理を受けて、新しいオーナーが出てくれることに期待しています。

では、みなさん 良い連休を。


2011年2月10日木曜日

取材のあり方に疑問を感じる

今日はもう一つネタがあります。

当院が往診で携わっている患者さんが、あるメディアに
連載記事で載る事になりました。
「往診」で携わっている関係から、当院の医師にも取材を
したいとの意向があったそうです。

通常 患者個人情報にあたることから、患者さんからの同意が
前提での取材になるかと思います。
患者さんから当院の医師に取材に関する連絡が来る前に、
記者の方から医師に電話が入ったそうです。

医師からすれば、電話相手が本当に「記者」なのか、
本当に患者さん本人と面識があるのか確認の術がありません。

さらに、この記者の方、、、 患者さんに電話取材をする中で
��4時頃まで電話にて取材をすることがあったとか。

医療福祉に関係する記事を書かれる方にしては、
何を優先するべきが混同されているではないでしょうか。

当院の医師にはメールで取材が来ました。
��患者さんとの同意の確認が取れた後)
私自身もメールの内容を拝見させて頂きました。
どのような形で記事になるか気になるところです。


今回 メディアに掲載されることで、患者さん本人と電話で
話をしたのですが・・・
患者さん本人は、医師に迷惑がかかったのではないかと
気にされていました。

また、今回記者が書かれた記事は メディアに掲載される前の
下原稿の確認ができないそうです。
患者さんが選ぶ言葉や言い回しには、意味があると思います。
記者の方が書かれる内容が気になります。


と、否定的なBlogになってしまいましたが、、、
全国の同じ病気を持っている患者さんの立場からすると
勇気がでる記事になることを期待しています!!!!!!



研究会 ~Another Story~

先日 参加してきた研究会の余談話をいくつか公開。

○息子起きる
当日は始発の新幹線での移動を予定していたことから、
目覚まし時計は「5:00」にセット。

昨年春の呼吸器学会では、起床時予定時間を過ぎて
妻が起床し
「なんでいるの!!」事件が発生しました・・・
二の足を踏まないためいも目覚ましを二つ仕掛けました。

��時 目覚ましが鳴ると同時に、直ぐに消音させました。
この時は、妻も息子も良く寝ていたのですが・・・
部屋を出た瞬間「パーーーーーーぱーーーーーーーーーーーー」
うっ 起きた? 
いや寝ぼけているだけか?

完全に起床です。
朝5時から彼のスイッチはONでした。


○C先生は同郷だった
研究会で発表された聖路加国際病院のC先生・・・
ご実家が私と同じ新潟県でした。
懇親会では、そんな新潟県ネタで少し雑談をさせて頂きました。

発表されたスライドの中で気になっていた電子カルテと連動する
��STの記入例が気になりました。
施設見学のお願いをしたところ快諾を頂き、春にお伺いする予定です。


○在宅ネタで多いに盛り上がる
こちらの研究会、訪問看護スタッフの熱意が半端じゃありません。
圧倒されました。

今回 私自身は発表の中で在宅でのトラブル事例を列挙したのですが、
個々のトラブル事例に対して、訪問看護ステーションの管理者の
方々と情報交換をさせて頂きました。

やはり、在宅で発生しているトラブルは病院とは異なる特殊な
事例が含まれています。
改めて実感した次第です。




さて、私が出張すると必ず そう必ず何か起きるのです。
多くが「悪天候」「交通機関の遅延」なのですが・・・
なんと、今回 何もありませんでした。
あえて言えば行きの飛行機が若干遅れたくらいでしょうか。
まぁ~ 何もない事が当たり前なのですが(^^;

2011年2月8日火曜日

研究会の報告

今日は研究会の報告です。
��月5日(土)は、Y県で開催された呼吸ケア研究会に
お招き頂きました。

参加者は172名
医師を筆頭に各コメディカル、ケアマネさんも
いらっしゃったようです。

後で聞いたところによると、毎年一般演題を数演題
行った後に、特別講演1演題をなているそうです。
今年は趣向を変えて、特別演題2つ。90分×2。
しかも、臨床工学技士が発表するのは初だったそうです。
とても光栄です。

毎度のことながら、私がお伝えできるのは
在宅人工呼吸器の現状、トラブル実例、当院の取り組みの
��点セットです。
会場からご質問頂いた内容では、
・在宅人工呼吸器において訪問看護スタッフに技士の立場か
らみて気をつけてもらいたこと。

・在宅でNPPV導入について、実際の導入方法について
注意している点について

・患者情報の共有化の方法について

中でも世話人のお一人で、病院の院長からご質問頂いた
内容には解答に苦慮しました。
「当院でも臨床工学技士が数名勤務しているが、
 在宅呼吸ケアの対象患者が少ない。
 講演を聴いて、実際に在宅に行く必要性を感じるが
 効率面ではどうか?」

現行の診療報酬制度の中では臨床工学技士が
在宅呼吸ケアに携わっても、点数が付きません。
もう一歩先を考えると、もし点数が付いたとしても
「効率面」を考えると技士の人数が少なく、対象患者も少ない
場合には「非効率」です。
では「非効率」だからと言って、やらななくていいか・・・

一瞬 色々頭をよぎりました・・・
私がどのように解答したか、一言一言は忘れてしまったのですが
・非効率であることは間違いないこと
・地域で呼吸ケアに従事できるシステムの構築が必要になること
・当院の課題でもあること
この3点をお伝えしたつもりです。


今回研究会の向けてスライドを作成する中で、
うちが今後取り組まなければならない課題も多数見えてきました。
この5年間は多くのトラブルの実例が在宅でも存在していることが
分かりました。
こちらも 一歩先に進んだことをやっていかなれければ なりません。
具体的にどの程度リスクを低減できるようになったのか。
数値化していかないと、なららい時期なのかもしれません。


��0分・・・ 長かったです(^^;

2011年2月7日月曜日

インテルチップセットトラブルに「当たる」

帰ってきました。とても熱気溢れる研究会でした。
そんな研究会での発表に関してのネタは、明日以降で記載します。
ちょっと頭の中で整理整頓をしてから書きたいです。

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2011/2/7 訂正
��ellのパソコンですが、本日 商品を再確認したところVostro430でした。
今回のチップセットトラブル対象外でした。
以下のblogはそのまま 残します。
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で、今日はパソコンネタで一つ。
インテル入ってる?
なんと今回 入っているんです・・・Orz
詳細はこちら

��ellのパソコン Vostro460 これに入っているそうです。
副職の電子カルテのサポート事業で、当院以外の診療所に
納品する段取りを進めている最中でした。

もちろん 今回問題が発生しているチップセットを使用しているのは
��ellだけではなく、国内有名メーカーも多数搭載しています。
パソコンメーカーの対応策は「検討中」「協議中」となっています。

当のインテルは、
「月 9 日に出荷を開始した、第 2 世代インテル® Core™ i7 プロセッサー
およびインテル® Core™ i5 プロセッサーのクアッドコア製品を搭載した
システムのみであり、今回の問題で影響を受ける一般ユーザーは
限定的であると考えています。インテルは、一般ユーザーの方が、
コンピューター・メーカーの対応策が公表されるまで、
搭載システムをそのまま利用できると考えています。」

そもそも 今回の問題は、時間経過とともにチップセットのSATAポートが
劣化して、それに繋がるHDDやDVDドライブの性能や機能に
影響を及ぼす可能性があるとのこと。

「インテルは、一般ユーザーの方が、
コンピューター・メーカーの対応策が公表されるまで、
搭載システムをそのまま利用できると考えています」

この書き方が なんだか「他人事」のような記載に受け取れます。
なんどか文章を読みましたが「謝罪」はありません。


当たってしまったので、仕方ありません。
ちょっと明日Dellへ電話してみます。
あまり時間がかかるようであれば、先方の診療所にご迷惑を
かけることになることから、こちらも対策を考えねばなりません。


2011年2月5日土曜日

スケジュールのブッキング 出張と勉強会

ふぅ~ スライドにメドが付きました。

日付が変わったので・・・
今日は約700kmほど離れた所に出張です。
講師でお招きを頂きました。
お招きを頂いたからには気合を入れてスライド作成
しています。

さて、実は2月5日(土)は県技士会の合同勉強会でした。
さらに、勉強会の後に福利厚生の一環で、ボーリング大会と
新年会が企画されています。
通常の出勤であれば、夕方の新年会には顔を出せたかなと
思うですが・・・
すみません。今回は県技士会の方は不参加です。

合同勉強会の内容は
13:00-14:30 「呼吸と栄養(仮)」 
14:40-15:40 「透析に従事するMEに必要な栄養の基礎」

��つとも栄養ネタです。
世間はメタボリックシンドロームにダイエットの観点から
注目しているかもしれません。
しかし、呼吸に従事している私としては
いかにCOPDの患者さんに効率良く栄養摂取をしてもらうか。
簡単に言えば「太ってもらう!!」ことが重要です。
��日本における典型的痩せ型COPDの場合)

あとで、呼吸部会を担当している方から
概要を聴こうと思います。


で、私自身の方は・・・ 90分の講演です。
当初、90分は無理ですとお断りをしたのですが・・・
��0分です。1時間30分です。
いやぁ~ 長いんです。
昨年 県内の呼吸療法認定士会の講義枠で90分を担当したのですが・・・
長かった・・・

しゃべる方も大変ですが、聞く方も大変だと思うんです。
今回のスライドには、なるべく聞き手が飽きないように
「トラブル事例写真」を大量に入れました。
会場全体で「間違いを探せ」をやるつもりです。
在宅人工呼吸器ネタなので、けっこうマニアックな写真もありますが。

では、みなさん 良い週末を・・・ 
力が余っていたら、宿泊先から更新します。

2011年2月3日木曜日

Next5年計画 在宅酸素アンケート

今日も医療ネタです。
医療ネタがコロコロと身の回りに溢れています。

今日は午後から大学へ行って来ました。
目的は、当県の理学療法士会会長であり、当県のリハビリ研究会の
事務局を担当されている先生にお会いする為です。
��現在の役職は科長で教授です)

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初対面ではありません(^^;
研究会等でいつもお世話になっています。

今日面会に行った理由は、在宅酸素のアンケート企画の相談です。
当県のリハビリ研究会の歴史は長く、昨年11月に開催された研修会で
��1回(年1回)を数えています。
毎年第一線でご活躍されている先生方をお招きし、県内の呼吸療法の
普及を促進しています。

在宅酸素のアンケートを実際に取るにあたり
��ossと相談をした結果、どうせ やるなら、県内でやってみよう!!
そんなことで、どのような形でアンケートを取るか・・・
ここはやはり、リハビリ研究会のご協力をお願いしようということで・・・
前置きは長くなりましたが、上記 面会となったわけです。

具体的には、春頃に世話人会があることから
ここで議題としてあげさせて頂き、ご意見を頂く形になります。


今日の面会の中で、急遽 新しい企画が浮上しました。
もともと この在宅酸素アンケートは私のNext5年計画の全半分を
担うもので、後半部分で県内における酸素療法に関係する
情報発信の場に発展すればと思っていたところでした。
新しい企画とは、「リハビリ研究会のHP立ち上げ」と「患者会の設立」です。

おぉ~ Next5年が短縮されるか!?
春の世話人会で話が進まないと、どうなるか分かりませんが。


突然ですが・・・
在宅酸素療法や自宅での呼吸リハビリに積極的な施設は
いくつかあります。
なかでも 福岡県 霧が丘つだ病院はとても有名です。
http://www.k-you.or.jp/index.htm
いつか 見学に行ってみたい!! 

2011年2月2日水曜日

在宅人工呼吸器の連続インシデント発生にへこむ

今日は医療ネタです。

本題の前に・・・2月になってしまいました。
��年 12ヶ月・・・ すでに1つ過ぎました。
早いです。

本日 立て続けに2つの在宅人工呼吸器のインデント報告が
来ました。幸い患者さんの体調に影響は及ぼしてはいません。
自分を含めて 気を入れ直さないといけないと思いました。

以下に概要を記載します。
みなさまのインシデント対策の参考になれば幸いです。

○ケース1 NPPV スタートボタンの押し忘れ
患者さんは自身でNPPVマスクの装着ができません。
ご家族がマスク装着、スタート/ストップ操作をしています。

今回のインシデントは家族がスタートボタンを押したつもりで
実は機器からの送気が始まっていなかったものです。
フルフェイスマスクを使用していることから、
全く換気できないわけではありませんが・・・
家族が席を外していた10分程度で、意識レベルが低下
��pO2低下が発生しました。
家族が戻られ直ぐに NPPVをスタート。
意識レベルは元に戻ったというトラブルです。


○ケース2 TPPV 気道内圧チューブが外れた
患者さんは気管切開下での人工呼吸管理。
ご自身で何かすることは出来ない方です。
家族が起床時に気道内圧チューブが外れていたという
トラブルです。
こちらは、直ぐに接続しなおし、患者さんに影響は
ありませんでした。



もちろん 2つのケースともBossに報告済みです。

在宅人工呼吸器のトラブル対処では、
「自己完結型」であると考えています。
��あえて言えば「自宅完結型」)
自宅療養中ということは、訪問看護等の医療者が不在時間の方が
圧倒的に長いわけです。
「患者・家族がトラブルに気が付き、対処できる」ような
指導システムが不可欠です。

今回 2つの事例に共通していることは
自宅療養が長期になっています。
「慣れ」が出ているのかもしれません。
いずれにせよ 近日 自宅訪問してきます。






2011年2月1日火曜日

低圧持続吸引とダブルサクションカニューレ

今日は医療ネタです。
既にご存知の方が多いと思います。

昨年 薬事承認が通り、市場の流通するようになりました。
大分県の協和病院 山本先生がご考案されたシステムです。
私自身 直接お会いしたことはありません。
訪問看護ステーションの管理者さんから、教えて頂きました。
低圧持続吸引とダブルサクションの先生のBlogを拝見しながら
進捗状況を固唾を呑んで見守っていた次第です。

山本先生自身がHPを持たれており、
低圧持続吸引とダブルサクションカニューレについて
詳しく記載されています。
興味のあるかたは、是非 「Dr山本の診察室

そんな、低圧持続吸引とダブルサクションカニューレ・・・
実物を取り扱う機会があるかなぁ~と思っていた矢先、
往診している患者さんから相談を頂きました。

おぉ!! ちょうど高研メディカルの営業さんと面会予定が!!

さっそく営業さんに事情を説明し、サンプルを送って頂きました。
どうやら、当県では某病院で1名の方がダブルサクションカニューレを
使用中のようです。
当院が2例か?
いずれにせよ、用途が限られていることから、
カニューレの販売数で都道府県別で大よその患者数が分かるはずです。

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で、何がダブルサクションかといいますと
サクション1つめ・・・
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これが、重要なポートなのですが・・・
上気道からの落ち込む痰、唾液、鼻水等の吸引に効果を発揮します。
決して気道からの大量の痰を吸引することが得意な「孔」ではないようです。

サクション2つめ
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こちらは、一般的なカフ上部の吸引孔です。

全体像は、、、

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通常の気管切開カニューレは尻尾が2本(上部カフ吸引、バルーン用チューブ)。
これは、もう1本尻尾がついて、計3本です。


さっそくこのサンプルを持って、本人・訪問看護スタッフに
説明をしてきます。

ここで 問題が・・・
低圧持続吸引器の本体です。
気管切開カニューレは、医療材料費の中で保険請求ができることから
神経難病の方の場合、多くは自己負担がないはずです。
��公費対象となるため)

ただし、低圧持続吸引器本体は各自治体の
日常生活給付という制度の中で補助金額が決まってきます。
これは、本人さんの年収によって自己負担額がことなります。
また各自治体によって、補助の金額がことなります。
ちなみに当院の近くの市町村の一つでは、
パルスオキシメータが給付対象となっていませんOrz

さて、これから 具体的な情報収集を進めて
低圧持続吸引とダブルサクションがしようできるように
話を進めて行きたいと思います。

ちなにみ、山本先生のHPによると、
高研ダブルサクションカテーテルで使用できる
平川プレートが準備されています。

あっ 低圧持続吸引とダブルサクションカニューレに興味を
もたれた方!!
全体図としては以下のようになるそうです。

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気になった方は 
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