2017年2月18日土曜日

理学療法士が離被架(りひか)を作る

医療ネタです。

在宅医療は色々なことが発生します。
それは、生活の場だかです(^^)/

療養生活の中で、ちょっとしたトラブル!?は日常茶飯事です。
病院内にいれば、すぐに対応できることも、できないことがあります。
それでも、できる事をやることが大事。

おっ なんか良いこと書いたな。

でも、今日のネタは、理学療法士さんです。

当院の患者さんで、在宅療養生活の中で下肢の骨折疑いが発生。
「疑い」なので、医療機関でレントゲンと撮影して「確定」させることも重要です。
が、中には簡単に受診できない方もいるのです。

こちらの患者さんに訪問リハビリテーションを提供している当院の理学療法士。
院内にあった段ボールを使い、さっさーっと離被架(りひか)を作りました。
離被架があれば、布団が直接足に触れることはありません。


段ボール製。
見た目の問題から、理学療法士からは「えぇ~これを写真に撮るの?」と言われました(/・ω・)/

いいんです。
在宅ではこんな工夫をしています!!の一例です(^^)/と押し切って撮影。

 患者さんからは好評のようです。

 離被架の正規品をご覧になりたい方は、「離被架」で検索をかけて下さい。 

2017年2月16日木曜日

在宅酸素療法のボンベ同調器をナメてはいけない

医療ネタです。

今日帰宅して、たまたまテレビをつけたらNHK教育でCOPDに関して話をしていました。

CODP 慢性閉塞性肺疾患 認知度を上げようと色々な取り組みが行われてますが、あまり知名度が上がっていないOrz

COPD認知度の調査
 















GOLD日本委員会のHPより抜粋


 一時期30%を超えた認知度も最新版では25%
国内には約500万人の患者さんがいると推測されているにも関わらず、約20万人ほどしか治療を受けていない。
煙草が原因の肺の病気なのですが、多くの方が加齢に伴う息切れと勘違いをしているようです。

喫煙歴がある40歳以上の方。是非 肺機能検査を受けて下さい。

はっ  今日のネタは そんなCOPDの方の病状が進行すると、使用することになる在宅酸素療法。その中でも、酸素ボンベに関する話です。前説が長い|д゚)

酸素ボンベは小さい物から大きいものまであります。
当院が使っている最小サイズは、ペットボトルとほぼ同型たです。このペットボトルサイズの酸素量は80Lです。
普通に1L/分で使ったら1時間20分程度で空っぽになってしまいます。












そこで使用するのが、同調器と呼ばれる部品です。
この同調器を使うと、使用時間が2~3倍程度長くなります。
本人が息を吸った時にだけ、酸素を送る!! なんて凄い奴だ。




今 流行?のタッチワンデュオ

 圧力計が簡素化されており、取り付けも簡単です。
 










一世代前?の同調器。

右からセーバーⅡ
真ん中 LOTUS
 左が サイプレス




在宅酸素の指示を出される先生方。
同調器の種類をご存知でしたか?

特に同調器の指定がなければ、酸素業者さんの方で選ぶことになります。

最近はやりのタッチワンデュオ。呼吸が浅い方、頻呼吸の方では同調しません。
しかも、セーバーⅡのように同調不良でアラームが鳴りません。

なぜ? それは、 またの機会に。

今から溜まってきた抄録をやります














2017年2月14日火曜日

平成28年度は県内の保健所5か所で講義をさせて頂きます

医療ネタです。

気分は早くも 平成29年度へ。
その前に、平成28年度を少しずつ総括しています。

今年度も講師をさせて頂く機会を多数頂きました。
なかでも、保健所関係は現時点で4か所終了。
3月にもう1か所予定していることから、合計5か所となります。

対象は、保健所の趣意書によって若干ことなるのですが、訪問看護ステーションやケアマネージャーさんが多いです。

座学では在宅人工呼吸器に関する話や、災害対策としての電源確保について、話をさせて頂く機会が多いです。

 平成28年度は、座学+実技。

 実技では、実際に足踏み式吸引器を体験。バックバルブマスクを使ってみたり、気管切開カニューレにも触れてもらいます。
 酸素ボンベに触れてみたり、吸ってもらいます。
 (メーカから協力を頂きました。)
NPPVを実際に体験してもらいました。
(メーカから協力を頂きました。)


保健所に関係する講義は、あと1回です。

2017年2月12日日曜日

NPPVのマスクで「耳が痛い」ということで応急対策してみました

医療ネタ

たまには医療ネタを書かねば( ゚Д゚)

当院が訪問診療をしているNPPVを使用中の患者さん。
当院のスタッフが、耳に痛みがあり、皮膚トラブルが始まっているとこと。、

NPPVマスクのヘッドギアが、耳に当たっているようです。

マスクを変える?
ヘッドギアのサイズを変更する?
どのような状態でヘッドギアが耳に触れているのでしょう?

ということで部下を派遣(・ω・)ノ
ちゃんと現状確認と様子を写真撮影をしてきてくれました。

患者さんのことや、これまでNPPVを導入になった経緯を考えて、今回はマスク変更はせずに、ヘッドギアにひと工夫。

 未使用のスポンジを適当な大きなにカット。

 内部をくり抜きヘッドギアを通過させました。
 
 これならどうかな。

 まずは、応急対応で。



2017年2月9日木曜日

CPAPタイトレーション対応機種を増やす取り組み 

医療ネタです。

当院は睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP療法を行っています。患者数はあと数年で1000人になる見込みです。

ちょうど1年前に技術力がとても高い若い臨床検査技師が当院に来てくれました。
*若いというのは、、、私と比べてです(笑)
検査科のレベルが一段と上がったと実感したことを今でも覚えています。

で、そんな検査技師と一緒に取り組んでいるのが、タイトレーション。
現在当院でCPAPでタイトレーションが可能な機種が限られており、昨年末から対応機種を増やす取り組みを行ってきました。
CPAPタイトレーションは、睡眠センターでは普通に行われていることかと思います。
では、NPPVのタイトレーションは行われているのでしょうか。

多くの医療関係者が追い求めている慢性期呼吸不全へのNPPV至適設定に対して、別角度からのアプローチを考えています。睡眠STAGEです。本当に至適設定なら、睡眠STAGEまで変化がみられるのではないか。

で、いきなりできないので、まずは、CPAPタイトレーションできる体制を整える。
もともと メジャーメーカ2社のタイトレーションはできました。

当院が使用しているPSG機器はAlice6シリーズ。
これに、CPAPメーカが持ってくる様々なケーブルを繋げて、Alice側に圧力やフローを表示できるかというのを確認します。

 ここまで書くと、、、 
 いかにも私がやっているように見えますが・・・。

 やっているのは、できる臨床検査技師の方です。

 私はうろうろしながら、様子をみているだけ(笑)